箱根ロープウェイが誕生した箱根山戦争とは

箱根ロープウェイは、早雲山~大涌谷~姥子~桃源台までの4駅を往復しています。

18名乗りのゴンドラが各駅を約1分間隔で運行。各駅の区間の所要時間は約8分で、早雲山駅から桃源台駅までの所要時間は約24分です。

その間には、眼下に大涌谷や芦ノ湖、お天気の良い日なら富士山も眺める事が出来ます。特に秋の季節はロープウェイからの紅葉の眺めはとてもきれいで人気が高いです。

そんな箱根ロープウェイが誕生した理由は、箱根のバス路線をめぐる、西武と小田急の争いが関係しているんです。

箱根が観光地として多くの人が訪れるようになったのは1950年代。

当時、小田急は湯本、塔ノ沢、宮ノ下、小涌谷、強羅、早雲山などがある箱根の東側、一方西武は、芦ノ湖周辺に縄張りをもっていました。この、2つの企業が箱根に訪れる観光客を奪い合う争い交通網を広げていきました。

そんな時、西武が芦ノ湖から早雲山にかけての専用バス道路をつくりました。そして、そこに関所を設けて自社の車しか通さない。と言って、小田急の路線バスを通さなかったそうです。

この小田急と西武の争いは10年以上も争い、訴訟問題にまでなったそうです。

どのように決着がついたのかと言うと、小田急側が、道路が通れないのなら空からと言う事で、西武専用のバス道路の上にロープウェイを設置したのです。それが、決着となったそうです。