大正ロマンを感じる温泉街で外湯巡りができる信州渋温泉

おおくの温泉がある県と言えば信州長野県を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。今回はその長野県の中でも大正ロマンを感じさせる温泉「渋温泉」を紹介します。

渋温泉は、長野県でも群馬県に近い北に位置する北信濃の下高井郡山ノ内町にあります。
山ノ内町は、横湯川、夜間瀬川が流れており、その流域には、安代温泉(あんだい)、角間温泉(かくま)、上林温泉(かんばやし)、沓野温泉(くつの)、渋温泉(しぶ)、新湯田中温泉(しんゆだなか)、星川温泉(ほしかわ)、穂波温泉(ほなみ)、湯田中温泉(ゆだなか)の9つの温泉があり、その一帯を湯田中渋温泉郷と言います。渋温泉はその温泉郷を代表する一つです。

渋温泉は、沢山の団体客が宿泊できる大型宿泊施設もありますが、街には細い石畳の道があり、そこには大正から昭和初期に建てられた木造建築の旅館が立ち並びます。
その街並みに入ると、格子窓に土壁・・・明治・大正時代を感じさせてくれる、現代とは離れた日本の古き良き時代のノスタルジックな町並みが続いてます。

そんな渋温泉の一番の魅力は、そんな街並みを浴衣を着て散歩しながら外湯巡りができることです。

温泉街には、地元の人が利用している9つの外湯があります。その外湯は渋温泉に宿泊されているお客さんにも開放しており無料で入浴することができます。

通常は、どの外湯にも共同の鍵がかけられていますが、渋温泉に宿泊するお客様には共同鍵が渡されその鍵をもって自由に温泉巡りができるのです。

その9カ所の温泉巡りを『厄除巡浴外湯めぐり』と言い、宿泊している旅館で祈願手ぬぐいをもらい、各温泉にあるスタンプを押しながら9つの外湯をめぐります。

そして、最後に九番目の大湯の前の高台にある渋高薬師を参詣して印受してもらうと満願成就。 九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるといわれています。

【9つの外湯】
一番湯・初湯
二番湯・笹の湯
三番湯・綿の湯
四番湯・竹の湯
五番湯・松の湯
六番湯・目洗い湯
七番湯・七操の湯
八番湯・神明滝の湯
九番湯・大湯

渋温泉に宿泊しない人も一番大きな九番湯・大湯のみ10:00~16:00まで利用する事ができます。入浴料は500円で渋温泉旅館組合事務所または渋温泉駐車場で入浴券を買うことができます。

その他に、日帰り入浴が可能な「信玄かま風呂」と「石の湯」の2つの施設があり、信玄かま風呂では蒸し風呂を楽しむことができます。

また、渋温泉の近くには温泉に入るお猿さんを見物することができる事で人気の地獄谷野猿公苑や19のスキー場や80のゲレンデがある志賀高原スキー場があります。温泉だけではなくウィンタースポーツも楽しむことができます。
おんなアク